Yさんからです・ 醒ヶ井 梅花藻の咲く川



滋賀県米原市醒ヶ井(さめがい)。
中山道61番目の宿場町。


往時の名残の家並が連なる旧街道沿いに地蔵川が流れている。

川といっても川幅は約2メートル

水深もせいぜい膝程度でさほど深くはない。
源泉は鈴鹿山系の霊仙山の伏流水で、
水温は年中14度。
豊富な涌き水のおかげで流れは速く、
透明度も非常に高い。
大雨が降ってもほとんど濁らないそうだ。

まさに清流である。



各家の玄関先にはじょうろが転がり、
夕涼み用でもあろうか、
街道に通じる橋の上には縁台が。
しかも食べ頃に冷えてそうな?
スイカがプカプカ・・・

緑蔭の、川面を渡る風は肌に心地好い。
縁台で食べるスイカはさぞかし旨かろう!

街道沿いの人々の暮らしは
今も変わらずこの地蔵川とともにある。



川岸のサルスベリの赤い花が満開になるこの季節、
この街道沿いの静かな暮らしが一変する。
地蔵川に咲く『梅花藻』という花をお目当てに、
訪れる人が急増するからだ。

清流にのみ咲く水中花で、
その名のごとく梅の花に似た小さな花を咲かす。

私もその一人だが、
昨今のネットでの拡散は思わぬ現象を巻き起こす。

ライトアップがなされ、
にわか仕立ての茶店では、
名物の鮎の甘露煮や地物のスイカ(当然地蔵川で冷やしたもの)、
涌水コーヒー、湧水まんじゅうなどがふるまわれる。


穏やかではあっても変化に乏しい暮らしは、
時には退屈に思えたりするもの・・

真夏の賑いは街道に活気が戻り、
地元人にとっても
夏祭りのような、
沸き立つイベントなのかもしれない。


一時のブームが真夏の風物詩になっても、
地蔵川の清流が守られることを願わずにはいられない。
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1959年 山形県に生まれ「生命の大切さ “浮遊する水”」をテーマに木を素材として制作しています。

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